ドラマシアターど | 江別市
安念知康さん(愛称:ども)夫妻が経営する劇場だが、自らが主宰する劇団「ども」の活動を軸にして、貸し画廊やライブ空間としても活動している。これまでに、前衛舞踏、自主上映、ジャズ、ブルーグラスなどのライブ、詩の朗読、落語、自然食、寺山修司系の文学企画などを手掛けてきている。江別市内で何度も移転を繰り返し、4回目にして安住の地を得た。
住宅街で劇場スペースを運営する難しさと、それを乗り越えてきた不退転の精神が、この「ども」の歴史によく現れている。地元に根付いた創造的空間として、地元の劇団、地元のバンド、地元のアーティストによる公演・展示を核に、市外(道内・道外)の表現者たちの公演、展示を組み込む絶妙なバランスを保っている。