NPO法人コンカリーニョ | 札幌市
2002年8月、演劇・ダンス・音楽の発表とその創造の場として愛され、多くの人に惜しまれつつも取り壊されたフリースペース・コンカリーニョの同じ場所への再建を目指し、2003年9月に設立。「まちとアートの縁結び」をテーマに、商店街のイベントへのパフォーマー派遣、地元札幌市西区の人々の出演による演劇作品のプロデュースなど、リーダーの斎藤ちずさんを中心に様々な活動を行う。とくに現代ダンスにおいては、北海道の拠点といっていいほどのプログラムの充実ぶりをみせている。
2006年5月、「生活支援型文化施設コンカリーニョ」として念願の再建を果たし、旧劇場同様、地域の人々、アーティストに愛される劇場を目指している。現在、コンカリーニョ他、ターミナルプラザことにPATOS、あけぼのアート&コミュニティセンターの施設運営を行っている。
特に毎年恒例の、子供からお年寄りまでの地元西区の人々出演による、地域の歴史をテーマにした温故知新音楽劇は、地域のアイデンティティを持つきっかけとなる活動として、地元の人々に親しまれている。