コースでは、横に広がる線の時間の中の因果関係を幻想とみなしますよね。
その代わり、「アイデアはその源泉から離れない」。
神の子としての私たちはいつも神の中にいる
聖なるこの一瞬に感じられる
この原因＝結果の垂直的な一体性を説きます。
それをどんなふうに、普段の暮らしで実践していくかを考えてみました。
たとえば、将来の生活設計をたてて、たとえば、お金がいる。それなりの仕事に就く・・・
というのは、横に広がる線の時間の因果関係。
これに対して、垂直的な原因＝結果で生きるとは、
聖霊とともに、思ったことが、奇跡の中で、一つ一つ現れていく。
それで日々、生かされてる感じでしょうか？
たとえば、私の場合。
脱サラしてかれこれ４年目。
仕事を辞める前に具体的な「形」の上で目標にしていたことは、何一つ一つも実現していません（笑）
でも、心の底から願っていたことは、もう十分すぎるほど、実現してる気がします。
たとえば、著作で成功する！というゴールは実現していないけれど、
そもそもなぜそんなゴールをたてたのか、その時、心の底で願っていた
言葉を通したインスピレーションの送り合いで人と深くつながることは、
インターネットその他の手段で、十分できてる気がします。
あるいは、好きな時に好きな場所で、心赴くままに暮らすために、自由になるお金を稼ぐことも、全然できていません（笑）。
けれど、そのとき、なぜお金が必要なのか、そのときに、イメージしてたこと、
たとえば、自然の中で、美しいものに囲まれ、静かに暮らす。素晴らしい友達、仲間にも恵まれる一方、望めば、一人になれて、自由に使える時間もたっぷりある。
そんな生活なら、すでにはじめてます！
魂の深いレベルでたえず願っていること、
聖霊と一緒に感じた平和や愛、インスピレーションは、
私たちが見る世界の夢全体の素地になり、
そのトーンに染められたストーリーが、
こちらの思惑とは違う予測不可能なかたちであれ、
自然に展開していくんじゃないかと思っています。
ただ、どんなかたちで現実になっていくかは、
こちらの方ではあまり考えない方がいいみたい。
心の深いところにある、この「私」よりも、もっとすぐれた知性である聖霊の采配におまかせしてます。
こちらでやることは、深い願いに彩られた夢のキャンバスを用意して
そしてこのすぐれた知性を信頼することだけ。
そして、心を開いて、いろんな合図に反応しているうちに、
自然にいろんな要素が加わって、
無理せずとも、暮らしができていく感じです。
もちろん、「神は形を知らない」ことも肝に命じておく必要があります。
奇跡の中で使われたシンボルはかりそめのものにすぎず、
背後にある愛、思いだけが実在する。
だから与えられた特定の「形」に固執せず、
思いを育み、感じ続けることに集中する必要もありますね。
聖霊の采配の中で、今、私を生かしてくれている「形」も入れ替わっていくかもしれません。
それにつれ、これまで慣れ親しんで来た「形」も手放すようなことになっても
あわてない。
全てが良きことのために起きていると信じて・・・
そうありたいって思ってます。