奇跡のコース

からだのゆるし 癒しの雨の中、傘をさして立つのはやめよう

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皆さん、風邪の季節どうお過ごしですか
参考までに、今日は『奇跡のコース』の病気の扱いについて話しますね。

ワークブックレッスンは、だんだん文面が長くなり、その後、短くなって、最後には本当に短い祈りの文句になりますが、
その折り返し地点、一番文面が長いレッスンが、レッスン136 「病気は真理に逆らって防衛しようとすることだ」というもの。病気に対するコースの考え方がまとめられてる箇所の一つです。

いくらでも深く理解できるところで、私自身、極めてるとは到底言えませんが、とりあえず、ここを読んでひらめくイメージをシェアしてみると・・・

本来私たちは、癒しが雨あられと降り注ぐ、そのただ中にいるのに、
そこにわざわざ傘さしてつっ立ってる。
そんなわけで、傘の下で、病気になってる。

傘はエゴ、私たちの一つ一つのジャッジメント とくに「自分でやらなきゃ!」と力む気持ちでできてます。

私は長年悩まされて来た目のアレルギーを気功で治した経験があるのですが、
その時に気づいたのは、自分でなんでもやらなきゃと息巻いて頑張って、身体がぐっと緊張して固くなってる、そこから病気がはじまってるんだということ。

その緊張を解きほぐいて、うんとリラックスすると、それだけで、自然に「気」が入って、癒される。自分でやるんだ、頑張るんだと身体を緊張させることが、癒しのエネルギーに対して防壁を築くことだったわけです。

リラックスするとは、つきつめると、自分の側からのジャッジメントをすべて手放して、場の力にお任せすること。つまり、コース的には、スピリットの降り注ぐ癒しの雨に、素直に身をまかせてる。身体を使ってもらってる時の特徴ですね。

とても気持ちよくて、楽。なのに、私たち、どうしてそれをやらないんでしょうね。

と考えて、もう一つひらめくイメージは、
冬の最中、かわいそうなので、暖かい家に連れて帰ろうとしたら、
怖がって爪をむき出し凶暴に暴れ出すので、あきらめるしかなかった野良猫のこと

この野良猫と同じように、私たち、自分に救いを差し伸べてくれるものを怖がってる。そんなバカなことしないよ!と私も思ってました。でも、コースの学習がすすむほどに、自分の中にこの「野良猫の抵抗」を感じて、びっくりすること、しきり。この抵抗が活発になってくると、体調、崩すみたいです。

エゴの惨めな状態を手放して救われることに対する恐怖は本当に根深く、ゆるしの現場で少しずつ、薄皮を剥くように手放してる感じです。

コースの方法で、「これが治った!」みたいなドラマチックな体験は、私には今のところありません。

ただ、病気らしい病気は、まったくしなくなりましたね。たとえばたまに喉がいがらっぽくなったり、鼻水がでるので、「風邪気味かな?」と思ったら、いつの間にかそれを忘れてる。思い出したときには、症状がなくなって「気のせいだったのね」みたいなことの繰り返し。そもそも身体をあまり、意識しなくなりますしね。意識しない間に治ってる。治ってもそんなに気に留めずに、すぐに忘れてしまう。そんな感じですね。

レッスン136対訳

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