奇跡のコース

エゴの支えを失ったけれど代わりの支えも見つからず 過渡期の乗り切り方

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ワークブック、とくに最初の20レッスンあたりまで、これまでエゴのジャッジメントに頼っていたことが、どんどん無効にされていきますよね。学習がうまくすすんでいればいるほど、エゴの支柱が取り払われて、スピリットの支えで生きる移行はざまの過渡的な症状として、宙ぶらりん状態の不安が、体調不良や無気力などなど、いろんな形をとって押し寄せてくるかもしれません。
そういうときは、自分を責めずに、気持ちよくいたわりながら、ゆるしを行うのがいいと思います。たとえば、だるさや気力が低下した様子がどんな「感じ」か、意識的に受け入れ、あらためて味わって見る感じです。そうやってちょっと引いて観察することで、エゴのジャッジメント(「いやだ」、「だめだ」、「〜のせいだ」などなど)をしばし黙らせる。とホーリースピリットと同調しやすくなります。安らぎを感じたり、リラックしし始めるのがその兆候。そこで、ホーリースピリットにその「感じ」をゆだねていきます。
ホーリースピリットにゆだねる時は、息を吐いて、リラックスして、赤ちゃんがお母さんの胸でまどろむように、まかせきるといいみたい。「赤ちゃんのようにならなければ、天国にはいれない」という聖書の言葉、実感できます。
そうすることで、ホーリースピリットの見方に、知覚が切り替わります。直接、気分がよくなる時もあるし、なぜ今こんな状態なのか理由がひらめいたり、どうすればいいかがひらめく時もあります。
コース全体が、エゴのジャッジメントに頼っていたところをスピリットへの信頼という新しい支えに置き換えていくことからなっています。「ゆるし」は、この置き換えを促進してくれます。だから、過渡的な宙ぶらりん状態の不安や抵抗がおしよせてきたら、まずその不安や抵抗そのものをゆるすといいみたいです。また、普段から、エゴの支えがなくなっただけ、ホーリースピリットへの信頼を育てるように心がけていると、辛い思いも軽減されるはずです。うまく移行できれば、こんなに楽でいいんだろうかという人生が待ってます!

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