非二元のエッセンス

全てを愛という素材に戻しながら、その先にある海で人と出会う

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私はもともと対人恐怖の気があって、人づきあいが苦手でした。
人の発してるエネルギーに呑みこまれて、
調子の悪い人と一緒にいると、一緒に落ちこんでしまって、
その後、寝込んだり、もとに戻るまで何日もかかったりしました。

今は、それはまったくなくなりました。
全てが、愛という素材でできていると知っているからです。
たまに、人と会うのが怖く感じられたり、気が重く感じられることがあっても、
「まさにその中に、愛がたっぷり隠れてる!」と逆にうきうきしてしまいます。

とはいえ、浮かれてばかりいないで、逃さず、しっかり感じます。
このバランスを表すには、
ルパートさんの「蝶きちがいの昆虫学者が、珍しい蝶に出あった時のように」という言葉が、やっぱり一番です。

恐れであれ、どんな悪感情であれ、「こんなものが現れたぞ!」と、大喜び。できれば魅惑されるんです。これで、抵抗がゼロに近づきます。
蝶のように繊細で傷つきやすい相手に対するいたわりも、忘れません。やさしい気づきがそこにあります。

と同時に、あくまで科学者なので、没個人的、中立的、すべての先入観を排して、直接体験そのものにせまる態度も、あります。

これで、こんな感情が出てきたことについて、
過去からの記憶、重いストーリーを背負って、人や自分を責める気持ち
この人はこんな人で、私はこんな体質・気質だからといった、
どうみても客観的に見える前提も含め、どんどん手放していけます。

そして、今、ここで直接体験されることだけ残すと、
胸苦しさや、お腹が圧迫される感じなど、身体感覚だけが残ります。

その後は、「この感じ、どんな素材でできているかな」と、「素材」探究開始です。
これも直接体験されることだけに迫っていくと、ヴァイブレーションだけからできていることがわかり・・・
嬉々として、この感覚のまわりに、センサーをめぐらせながら、包みこんでいる
私という気づきの、愛の海に立つ波にすぎないことがわかり、この海に溶けこんでいきます。

そうやって、すべての思いを素材に戻しながら、
愛の海の中で、人と会うようにしています。
すると、絶対安全って思えるだけでなく、
誰とでもリラックスしたいい関係が持てるようになります。
何より、嬉しいのは、その人に気に入られよう、愛されよう、あるいはこちらから愛そうって、努力する必要など、何にもなくなること。

だってすでに一緒に愛の中にいるんですから!

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