奇跡のコース

5分で幸せになれる(かもしれない)ワーク 心の砂漠の中に、愛の泉を掘り当てる

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「責め癖」を「愛情責め」で置き換える

自分で自分をどれだけ深く、受け入れ
そのときどき、どんな状態であれ、無条件に愛せるか、
自己愛こそが本当の資源。

これさえたっぷりあれば、
自分も人も人生も、一見不完全に見えても、そのまま
肯定し、受容し、愛することができます。

この本当の自己愛こそが、すべてのはじまりだってわかりました。
困難そうにみえますが、まず、最初のステップとして、
自分で自分を責める癖をやめるだけで、ずいぶん効果があります

たとえば、いろんな形で、自分のありのままを責める癖がついていて、
気づいてみると、いつのまにか、
あれもやってない、これもやってない。
こんな状態では、ダメだ・・・と自分に向かって言っていないでしょうか?

それに気づくたびに、つらいね、いやだね。
でも、あなたのまさにそんなダメなところが、またいいんだ。可愛いんだ。
愛してるよ・・・って自分で自分を抱きしめてあげるのです。

馬鹿みたいですが、騙されたと思って、実践してみてください。

とにかく、自分を責めてる自分に気づいたら、例外なく、これをやるんです。
自分で自分を心の中でぎゅっと抱きしめて、愛してるよ、大好きだよって言い聞かせる。
状況がゆるせば、実際、両腕をクロスさせながら、自分を抱きしめるポーズをされてもいいと思います。

「こんな状態ではダメだ」と思ってるのに気づいたら、「あなたのまさにそんなダメなところが、可愛い、愛してるよ」って自分で自分を抱きしめてあげるのです。

「そんなバカなことできない」と思ったら、「まさに、それができないところが、また可愛い、愛してるよ」「独りよがりに喜んでる」と思ったら、

「独りよがりなところが、またいい」などなど、自分の中からどんな気持ちが出ても、それを繰り返すわけです。
まさに、愛情責めです。

全ての痛みに、愛をそそいでいきます。傷だらけの心の奥の奥にまで、
なめらかでやさしい愛をしみこませ、癒していく感じです。

そうこうするうちに、だんだん
愛で自分を抱擁し、癒してくれているのは、自分じゃない。
自分より大きな存在だって感じ始めるかもしれません。

少しでも、それを感じ始めたら、
ただ、その感じに身を任せてください。

あるいは、心の干からびた砂漠の中に、突如、渾々と水の湧く泉を見つけたような瞬間を感じられるかもしれません。

それはあなたの中にある、愛し、慈しみ、受容することしか知らない部分で、そこから、無尽蔵に愛が湧く泉でもあります。

いったん、この部分に触れたと思ったら、自分でやろうとするのはやめて、
そこから広がる愛が、あなたを満たし、世界を満たし、広がるにまかせて下さい。

小さくて、傷だらけの自分が、この愛の海に浸され、幸せのあまり、溶けていくままにまかせてください。

はじめは、「自分で自分を愛そう」と、どうしても、「自分でやる感じ」がつきまといます。
でも、それは、飛行機が、滑走路を走ってる状態のようなもの。
飛ぶための準備、愛しか知らない心のこの部分と合流しやすい状態をつくるための準備にすぎなかったんですね。

重要なのは、飛ぶこと。
つまりこの部分から、努力なしに、自然に、渾々と湧いてくる愛の水が、全身を浸し、世界を浸すにまかせ、海のように広がるにまかせること。そしてその中で生きることです。

この愛の海にひたされ、心がうるおっている時には、
自分にも人にもやさしくなれます。
初めて会う見知らぬ人にも、昔年の友のように接することができます。
どんな状況下にあっても、丁寧に、目の前のことをやろうという気になります。
足らないものに対する不満よりも
与えられたものに対する感謝ばかりがあります。

一言で言えば、自分も、あらゆる人も、あらゆる状況も、
無条件に受容して、愛しています。

こうしたことが、努力なしに、ごくごく自然にできるわけですが、
そんな状態になった記憶、あなたにも、ないですか?

これを、愛の海の中にいること、と呼びましょう。

本当の意味で、「愛する」とは、この海の中にいることを

自分で、自分を責めているのに気づくたびに、
このワークを、例外なく常にやって
心の砂漠の中に、愛の泉を探してみましょう。

それだけできっと、人生一変すると思います。

愛の海

自分で自分をどれだけ深く受け入れ、無条件に愛せるかが、
人や状況を愛するための条件であり、すべてのはじまりだって、お話ししました。

でも、ことさら、努力して、自分でやることというより、
愛の海に浸されて生きることから、自然にできることだってこともはっきりしてきました。

では、結局、必要なのは、
一見砂漠のように感じる心の中にも必ずあるこの愛の水が湧き出る泉を見つけ、そこにかかってる堰を切ること、それだけなのですね。

そう思うと、人生ずいぶん、シンプルになります。

 

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