今、今、今・・・
このただ中に、お母さんの胸に抱かれるような安心感
優しい、優しい、くつろぎを探してみて
ところで、この感じ、いつもあなた、感じてなかったかしら？
今日、朝起きてパジャマから今着てる服に着替えてた時も
ご飯を食べてた時も、
何してる時も、
表面のざわめきをよそに、
奥にはいつも、
このくつろぎがあった。
実はこれこそ、本当の時間のありか。
いつもいつもそこにあって、
絶対あなたを去らない、裏切らない。
だってそれこそ、本当のあなた
つまり永遠！
でもこれは、いつか、どこかじゃなくて、
いつも、今、今、今、あなたのいるところ、
あなたが、現にやってることの中に見つかるもの。
今、この瞬間の中に永遠があるなんて矛盾してる！って思うかもしれないね。
実際これは、私たちの思考を超えたもの。
ぐるぐる同じところを回るばかりの
エゴの思考のジャンプ台から飛び降りた先に見つかるもの。
だから、考えないで、
ただ体験して、味わってください。
そして、この今のくつろぎを、
最大限に感じた時、
そこに、あらゆる私、
子供の頃の、生意気盛りの、恋する若者の、働き盛りの私・・・
そんなすべての時点の私を、これからも、今もずっと見届けてきた
そのどれよりも懐かしい、どこまでも近しい親密な私が
そこにいるのを感じてみてください。
５歳の時の私、１０歳の時の私、２０歳の時の私・・・・そして今の私
身体の大きさも、外見も、全く変わってしまったのに、
それでも同じ私って、感じられるのは、なぜ？
この懐かしい懐かしい私が、いつもそこに、いつも変わらず、よりそってたから。
自分の感じるこの私を、あらためて、
感じることはできるかな？
ここで、感じてる私と、感じられてる懐かしい私、同じものかしら？
違うものかしら？
同じものよね！ そうよね！
と思った瞬間、
目の前のことしか見えていなかった、普段の私も、
いつも変わらぬ今の中に棲む、
いつも変わらぬ懐かしい わ・た・し・・・の中に
す〜っと溶けこんで、
そこに永遠の甘さと
不思議さと、
遥かな遥かな広がりを味わえます。
この感じをどうぞ忘れないで。
そして、日々の生活の中、時間に遅れたらどうしよう？？
などとに急いでる時も、
そっちの時間、線の時間、日付や時刻のついた時間は
あなた自身でもある本当の、ゆたかで、やすらぐ時間の
ちっちゃなちっちゃな可愛い乗り物みたいなものにすぎないことを、
どうぞ忘れないで。