奇跡のコース

「決断のルール」で始まる1日 猫に教わった今の自分の姿

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今日、ちょっと面白い体験をしました。
いつものように、朝一番に、テキスト30章1節の「決断のルール」にのっとって、どんな1日にしたいか、決めたのですが、その時に思い浮かんだのは、「本当の意味でみんなに役立てるように、聖霊のガイドをクリアに感じられる日にしたい」ということ。

その後、「何をしましょう?」と聖霊にたずねると、“I Married a Mystic”の翻訳をしなさい、とのこと。で、はじめると、頼りにしてる電子辞書の電池が切れて動きません。家中探しても、交換できる電池、見つかりません。「こんなに朝早く、コンビニしか開いていないわ。コンビニの電池は高いし、地震で北海道じゅう停電した後だもの、手に入らないかも。この仕事、後回しにしていい?」とまた、心の声にたずねると「コンビニに行って、電池を買いなさい」とのこと。

田舎暮らしのせいで、一番近くのコンビニに行くといっても、歩くと20〜30分はかかってしまいます。というわけで車に乗ると、猫のおたまが全速力ですーっと走ってきて、車の中にひょんととび乗りました。しばらくそのまま、車の中で、撫でて遊んでいたのですが、ふと、出来心で、このまま、この子、乗せて行こうかな? 乗ってる時間はわずかだし、すぐ帰ってくるし、途中で飛び出さないようにだけ気をつければいいわけだし・・・と思いつき、そのままおたまを乗せて出発。

すると、それまでご機嫌だったおたまですが、車が慣れ親しんだ家を離れ、ちょっと大きな道路に入ったあたりで不安になったらしく、大声で泣きわめきはじめます。あんまり大袈裟なリアクションで、吹き出してしまうほどです。「一体、どうしたの? バカねえ、ちょっと出かけただけよ、すぐに戻れるわよ」「大丈夫、大丈夫・・・」とやさしく言い聞かせると、一旦は黙るのですが、またしばらくするとまた、大声で泣きわめきはじめる・・・その繰り返し。

そのとき、ふと思ったのは、「これって、聖霊と私の関係と同じだわ」ってこと。

ここのところ私も、普段慣れ親しんだ場を離れて、一線踏み出すような冒険が多くて、そのたびに、おそれにかられて、おたまに負けないくらいじたばたと、大騒ぎしてるのですね。その度に、車を運転するように時間と空間の流れを采配してくれている聖霊に、「大丈夫、大丈夫」となだめられてるわけです。本当に、そっくり! ようするに、聖霊から見ると、私にはおたまの視野しかないってことですね!

今、私がおたまに言いたいことと同じことを聖霊も私に言いたがってるとも、感じられてきました。つまり「大丈夫」ってことですね!「リラックスして、一緒にドライブを楽しみましょうよ。窓の外の風景を眺めてごらんなさい。楽しいことがいっぱい起こってる。散歩中の近所の犬があなたの気配を感じて、振り返ってるわよ。挨拶してみたら・・・」

実際、そうすることが、聖霊のガイドをもっとクリアに感じて、本当の意味で人の役に立つための秘訣なんだってこともひらめきました。

つまり、バカなおそれをどんどん手放して、今この瞬間に、どっしり、リラックスしてさえすれば、いいのですね! なんてシンプルなんでしょう!

そんなことしながら、最寄りのローソンで目的の電池を見つけ、10分以内には戻ってきて、雑草でぼうぼう、今はキク科の花が花盛りの家のお庭に戻ったのですが、それが天国みたいに見えてきました。おたまの視点になってたのかな? おたまはぱっと車から駆け出し、何もなかったように上機嫌に跳ね回りはじめました。

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