ガイダンスが一時的でパーソナルだってことについて、また、思いついたことがあるのでシェアしますね。
それは、真理がたくさんあるという意味では、もちろん、ありませんよね。
コースの真理、とくに癒しをめぐる真理は本当にシンプルで、
スピリットの側から見ると、問題は何もない。愛しかない。
その視点に立てば、問題なんてはじめからなかったことに気づくというもの。
つまり、スピリットの視点に立つ以外に、何ももとめられていないわけです。
そういう単純な、たった一つの真理しかない。
ただ、それをガイドしてくれるホーリースピリットは、私たちがエゴの夢にどっぷり浸ってるのを知っているから、何であれ、その夢を有効利用しながら、少しずつその夢から覚めて、スピリットの視点に立つよう、ガイドしてくれる。
たとえていえば、どんな薬も本当は効かないってわかっている病気にかかってる人がいる。でもその人は、薬を心底信じてる。だから、薬を飲むと安心するので、自然治癒力が働き出す。だったら、薬を飲ませましょう・・・という発想ですね。薬の中に入ってる薬効成分は、無効なのだけど、その人が、薬を「信じる」気持ちは、癒しの役に立つから、それを処方する。プラシーボ、偽薬効果ですね。
というわけで、ホーリースピリットは、ガイダンスの中で、その時々に、その人が安心する「偽薬」を処方してくれてるようです。
人によって、その時々によって、信じてることが違うので、「偽薬」の内容も、さまざまな形をとるだけなのですね。ある時は健康な食べ物やいい香り、ある時はアート、ある時は愛する人たちのしあわせというふうに。
幻想の一部にすぎないのだけど、幻想から覚め出るために使われる。そんな「偽薬」を、コースでは「シンボル」と呼んでます。
シンボルに導かれたら、思い切り楽しんでいいのだと思います。ただ、あくまで、幻想から覚め出るために、この幻想を与えてくれたホーリースピリットの意図を感じながら楽しむのが、ポイントなのかな?
幻想から覚め出るプロセスは、 エゴの分離のおそれでから、スピリットの平安、一体感へという道筋をたどります。
だから、少しでも安心感が増したり、みんなと一体だっていう気持ちが増すなら、幻想から覚め出る正しい道をたどってることになる。
ただ、その時々に与えられたシンボルの「かたち」に固執して、これこそ絶対の真理だと思ったり、「これがなきゃだめ」と依存しはじめると、かたちにならないものをかたちに置き換える「魔術」になってしまう。そうしはじめると、おそれが出てくるので、すぐにわかります。
一時は助けてくれたけれど、もう卒業して、いらなくなったシンボルにいつまでもしがみついているのも、噛みすぎて、味がしなくなったガムをいつまでも律儀に噛み続けるようなもの。そんな自分に気づいたら、そのシンボルを「ゆるし」、新たなガイダンス、インスピレーションに従って、未知の領域にとびこむ時が来たってことですね。すると、それまでよりもう一段、かたちから自由、個人的な領域を超えて、ほかの人たちと関わること、幻想から覚め出る方へと近づいたことをやるように導かれるようです。幸福感の増大で、正しい道に入ったことがわかります。
