体験的ACIM学習会

エゴから脱出するコツは、戦わないこと

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エゴに囚われた心から脱出するコツは、戦わないこと。これに尽きる気がしてます。

私はよく、今、この瞬間に自分が体験していることを、残さずさっとスキャンして、そのすべてがそのまま、ありのままであるのをゆるすようにって、おすすめしてます。

今の私、最低最悪、エゴまみれなんですけれど・・・

と言われると、
エゴだからしょうがないねって、肩をぽんぽんと叩いて、いたわりながら、
そのまんまにしておいてあげてって、お願いしてます。

そんなことを言うと、

え〜っエゴを野放しにしていいんですか? って問いただされそうですが、

エゴをどうにかしようとすること自体が、
エゴの駆動力の磁場の中でもがいているだけだって、思いませんか?

エゴの意識そのものが、ジャッジして、ありのままの自分以外のものになろうとすることで成り立ってるので、
エゴから逃れて別物になろうという努力自体、エゴの磁場圏内にあり、
やればやるほど、エゴのどうどうめぐりの蟻地獄に落ちていくばかりなのです。

それをやめて、
今、この瞬間の自分を、ただ、ありのまま、そのまんまにしておく。
そこに脱出の鍵があ流と思うんですよ。

そうすることで
こんなんじゃダメ、
まだまだ、改善の余地がある、
こんな私どうにかしなきゃ・・・・

とつぶやきながら、私たちを駆り立てる、このエゴ駆動エンジンからすーっとエネルギーを抜くことができます。

自分に対してであれ、人に対してであれ、すでにジャッジや攻撃が激しくはじまっているときには、そこからエネルギーを抜くために、
そうなんだ、
いいじゃないか、
愛してるよ、
そこが可愛い・・・
などなど、ちょっと積極的に、
無条件の愛、受容性で包んであげる必要があるかもしれません。

いずれにしろ、そんなふうにして、たとえ一瞬でも、
「欠けたところをみつけては、罰したり、それを埋めようと頑張る」
そんなエゴの駆動力が勢いを失って、止まると、

その瞬間、ほっとリラックスした感じ、
ほぐれ緩んでいくような感じが、心に広がっていくかもしれません。

するとすかさず、その感じの中にどっぷり浸かって、
ただその中で、休息するわけです!

安らぎであれ、静けさであれ、やさしさであれ、そこで感じられるものに浸りながら、くつろいでみてください。

すると、「そのまま」にしておいたエゴの思いや感情や感覚が、
自然に、静まっていったり、
勝手にす〜っと退いて、遠くから聞こえる物音のように聞こえてくるのに、
気づかれるかもしれません!

そこには一切、努力はいりません。
こちらの意識的な関与なしで、進むプロセスなんですよ。
私としてやることといえば、気持ちよく、そこで感じられる質感の中に休むだけ。
休めば休むほど、心が静まっていくのです。

全てをそのままにしてるだけなのに、勝手に静まっていく、
心の中のそんなポイントに達したと思ったら、
そこが実相、本来のあなたへの入り口です。
これを私は、「ゆるみのポイント」と呼んでいるのですが、
エゴに囚われた心からの解放は、ただこのポイントを見つけることにかかってるといってもいいと思います。

というのも、自力でエゴから抜け出ようと努力すればするほど、そのこと自体が、「このままじゃいけない」「ダメだ」と言い続けるエゴ駆動をあおるので、うまくいかないからです。

つまり「今、この瞬間」のエゴの心の活動のありのままを、
ジャッジしたり、除去したり、改善したり、コントロールするのを一切やめて、
ただ「そのまま」にしておくのは、
それを肯定しているわけでも、野放しにするためでもない。

この「ゆるみのポイント」に達したら、放っておいても、勝手に、自動的に、静まっていくからです。

で、どうやって、ゆるみのポイントを見つけるか? 戦うのをやめて、受け入れることです。これって本当に、体験するたびに、味わい深いパラドックスです。

緩みのポイントの感覚がわからない方には、まずは「そうなんだワーク」(ここをクリックした時に出てくる文書の1の中に詳しい説明があります)。心によぎる思いの全てに対して、一つ一つ、ただ、「そうなんだ」と言って、ジャッジをやめてただそのままにしておくだけで、心がずいぶん静まるのに驚かれるかもしれません。

これに慣れてきたら、あとはそれが今、この瞬間のすべての体験に対してできるように練習するだけです。

緩みのポイントに達したと思ったら、次に心がけていただきたいのは、そこからじわじわと湧いてくる、実相の質感を味わっていただくことです。最初は本当にかすかです。でも、じーっとそこにある静けさに耳を澄ますようにしてると、少しずつ強く感じられるようになります。

そしてだんだんそこに、自分が欲しいすべてのものがあることがわかってきます! 自分を幸せにしてくれるものを求めて、この世界に見える人や物を追いかける必要がなくなり、
逆に与える立場に立つことが自然に多くなっていくのに気づくでしょう。

でもそれよりずっとすばらしいのは、
本来の私、私の実相がそこにあることがわかることです。

実相の質感をより深〜く感じる方法として、ここではとりあえず、2つやり方を上げることができればと思います。
それは、瞑想と、与えること。

瞑想と言っても、ただ、本来の自分を思い出す瞑想で、長さより、頻度で勝負かなって思ってます。数十秒から数分でいいので、隙間時間など利用しながら、チャンスがあるたびに、ちょっと立ち止まって目を瞑って、実相の質感を感じながら、その中で休むひと時を持つわけです。詳しくはこの記事(←クリック)、参考にしてください。

ただ、朝と夜寝る前は、本来の自分を思い出すことから1日を始め、1日を終わらせるために、もう少しまとまった時間、瞑想することをおすすめめしてます。

だんだん実相の質が、あなたに馴染んできて、望めばいつでも、すぐにそれを思い出せるようになるでしょう。

与えることの方は、自然にはじまります。

このような実践を続けるうちに、あなたに馴染んだ実相の質が、あなたも知らないうちに、あなたの内側から放射されて、それが周りの人にいい影響を与えているのに、あるとき、ふと気づくことになるかもしれません。たとえば、「あなたの顔を見ただけで、ほっとする」という人が現れるかもしれません。

そのことに気づいたら、それにもう少し意識的になって、やることなすこと全てに、自分の中から自然に溢れてくる実相の質を染み込ませるようにするといいかもしれません。それは、茶道では、お茶を立てて、飲む・・・というごく普通のことをやるのですが、その全てにしっとりとした静けさが染み込んでいる。そんな具合に、何でもやろうとするのですね。どんなに小さなことも、愛をこめて、丁寧にやるとか、結果よりも今この瞬間に展開中のプロセスの一つ一つを楽しむようにする・・・などなど、いろんな形で、「染み込ませる」ことができると思います。

そうしながらだんだん、自分の心身を実相がそれを通して自分を表現する、管というか、透明な場として保持できるようになるかもしれません。一瞬一瞬、そこで、実相が何をしたがっているかに、じっと、耳を澄ませながら、それを実現していくわけです。

これについては、また稿を改めてお話しできたら、と思います。

とりあえずここでは、実相の質に関しては、どんな形を取るにせよ、与えれば与えるほど与えられるってこと、お伝えしておければと思います。ぜひ、試してみて、それが本当であることを、体験で、腑に落としてみてください!

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